CERNが性差別発言をした科学者「ピサ大学のアレッサンドロ・ストゥルミア教授」を出入禁止としたようです。
その差別発言とは、男性研究者は差別されているというもの。
CERN、性差別発言の科学者を出入り禁止に
アレッサンドロ教授の主張は「物理学は男性差別が進んでいる」と。
その根拠は論文の引用回数とキャリアとの相関。
物理学者の男女は若い頃は論文の引用回数が同じ。
ところがキャリアを積むに従って男性は論文の引用が女性の2倍くらいになるのに、雇用は女性の方が多いそうです。
引用は少なさの割りに雇用は多いってのが男性が差別されている証拠と。
でも論文が引用されないのは、それこそ女性が差別されているからじゃないですかね……。
まあ主張の是非はともかくとして、この発言はCERNのジェンダーワークショップで行われたそうです。
つまりジェンダーギャップについて明け透けに語る事が求められる場のはず。
じゃあ、間違っているとしても男性差別だと主張する事自体は、
オープンな議論としてはむしろどんどん発言すべきでは?
主張の是非を検討もせずに男性差別だと主張したら出入禁止とは、
初めから女性差別のみを語るようなバイアスがかかってるって事。
そんなアンフェアな事をCERNですらやってるんですね。
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