半数致死量とは、動物実験で投与した物質の毒性の指標で、半数が死ぬ量のこと。
通常は重量で示し、ガスは濃度で示す。
経口、経皮、静脈注射などの投与経路で半数致死量は変化する。
また毒物に晒した時間でも変化する。
例えば10分だけの場合と2時間晒した場合では、10倍以上の差が付く。
更に動物が安静時か興奮時かで数倍の差が付く。
実際には数頭の動物に投与してロジスティック回帰法などで推定するので、大きな誤差がある。
半数致死量は科学的には意味がない概念で、
動物福祉の観点もあって、半数致死量を求めるのは廃れているようです。
代わりに「固定用量法」と呼ばれるある用量より上か下かを見る判定法が
多くの毒性試験ガイドラインで採用されているとのこと。
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