イギリスのユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究で、
60歳以上の被験者3166人を10年追跡調査したところ、
歯を失った人はそうでない人よりも、認知機能が10%衰えていたそうです。
この認知力テストは、10個の単語を聞いてもらい、
10分後にその単語を思い出してもらうというもの。
全歯欠損者はテストの成績が10%低かったそうです。
また、24メートルの距離を歩いて歩行速度を測ると、
全歯欠損者はそうでない人よりも速度が遅かったとのこと。
歯の損失は貧困層ほど多かったので、
経済的余裕があれば歯医者で歯のメンテナンスをできるでしょうから、
歯を失うリスクも低いでしょうね。
研究者は全歯欠損が咀嚼力の低下となり、
消化力が衰え、栄養吸収効率が悪化することで、
身体機能も低下すると考えています。
また口内の炎症も起きやすくなり、
免疫機能絵の負担も増大するのでしょう。