アメリカのイエローストーン国立公園では、1950年頃に野生の狼が乱獲により絶滅。
その後、狼が捕食していた鹿が増えすぎてしまい、植物が枯れてしまったそうです。
人間が鹿を殺して数を抑制しようとしたものの、増加スピードに追いつかなかったとのこと。

しかし1995年に外部から狼を連れてきて野に放ったところ、自然環境が急変。
狼が鹿を捕食することで、多くの鹿が狼が生息する地域を避けるようになり、その地域では植物が復活。
植物が復活すると、鳥も棲みつくようになり、渡り鳥すら立ち寄るようになったそうです。
ここまで、わずか5年程度。
また、ビーバーのダム作りも復活。
ビーバーがダムを作ると、周辺に湿潤な環境が生まれて下草なども増え、小動物も増えたようです。
その小動物を狙って、猛禽類や狐なども訪れるようになり、更には植物の実を食べに熊も戻ってきたそうです。
そして生態系が変化するのに合わせて、川の形も変わったとのこと。
何かバタフライ効果というか、風が吹けば桶屋が儲かるというか、
案外、ネイティブアメリカンが狼を神聖視していたのは、
こういう事を直感的にか経験的にか知っていたからかもしれないですね。
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