消しにくい消しゴムはなぜ消しにくいのかを、電子顕微鏡で検証した実験動画。
結論としては、消しゴムの主成分の塩化ビニル樹脂の粒が粗いのが原因。
消しゴムには塩化ビニル樹脂、可塑剤、炭酸カルシウム、安定剤が混ざっています。
このうち、鉛筆の炭素をくっつけて紙から剥がすのが塩化ビニル樹脂。
可塑剤は塩化ビニル樹脂だけだと硬いので柔らかくする成分。
炭酸カルシウムは消しかすを出しやすくする成分。
安定剤は紫外線や温度で溶けにくくする成分とのこと。
電子顕微鏡で拡大すると、塩化ビニル樹脂の粒が大きいと炭素を剥がしにくいのが、消しにくい消しゴムの特徴だとわかります。

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