胎児期の栄養状態で生涯の妊娠成功率が変わる

アメリカ生態学会のコホート研究(対象を長期的に比較する研究)で、
胎児期の栄養状態で生涯の妊娠成功率が大きく変わると判明。

研究に使ったのは18世紀のフィンランドで生まれた927人のデータ。
合わせてライ麦と大麦の収穫高も調査。
不作だった年に生まれた子の生涯妊娠成功率は、男性で50%、女性で55%、
豊作だった年に産まれた子の生涯妊娠成功率は、男性で97%、女性で95%とのこと。
胎児期の栄養状態が悪いと、生殖器を含む全身の細胞の発育に影響があるのは素人考えでも想像できます。
経験則として昔から妊娠中の女性に栄養価の高い物を食べさせようとするのは、ちゃんとデータの裏付けが取れたことになります。
不妊症の人も、もしかしたら胎児期の栄養不足が根本原因かもしれません。

Food availability at birth limited reproductive success in historical humans

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