プラスティックを食べる蛾がいた

英ケンブリッジ大学とスペインの研究施設「Institute of Biomedicine and Biotechnology of Cantabria」の共同研究で、プラスティックを食べる蛾を発見。
正確には蛾の幼虫が食べるそうです。
その蛾とは、ハチノスツヅリガ(Galleria mellonella)。

元は蜂の巣の研究をしていて、蜂の巣にハチノスツヅリガの幼虫が湧いてしまい、ポリエチレンの袋に蜂の巣を丸ごと入れておいたそうです。
ハチノスツヅリガは名前の通り、蜂の巣に寄生して巣の蝋を食べて成長します。
なので、ワックスワームとも呼ばれています。
幼虫たちはいつの間にか袋を食い破って、外に逃げていたとのこと。
これがきっかけで研究を行ったそうです。

その補食速度は、幼虫数百匹を袋に入れると、12時間後に92ミリグラム食べられていたというスピード。
たったのそれだけ?って感じなんですが、実はプラスティックを食べる真菌や微生物よりも数倍早いそうです。

ポリエチレンの分子構造は蝋の分子構造と似通っているので、幼虫はポリエチレンを消化できるようです。

この幼虫に直接プラスティックゴミを食べさせるよりも、
幼虫の消化酵素を特定し、ポリエチレンを溶かす薬品を作る研究をするのが現実的と研究者は語っています。

A plastic-eating caterpillar

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