加害者なのに被害者を装う心理「DARVO」を解説

加害者が自らの行動責任を逃れるため、
自分は被害者とアピールする行動にはDARVOという学術的な名前がついています。
「DARVO」とは、「Deny(否定する)、Attack(攻撃する)、Reverse Victim and Offender(被害者と加害者の役割を逆転させる)」の頭文字を取ったものです。

最近の例では配信者「最上あい」が借金返済を迫られて、
貸し主の男性をストーカーで困っているとして、
配信で視聴者にアピールした行為が当てはまります。
DARVOは加害者が自らの責任から逃れるための巧妙な手法であり、
被害者にとっては非常に困難な状況を生み出すわけです。
なので被害者は最上あいを殺すしかなくなったわけです。

DARVOのプロセス:

1. 否定(Deny):
加害者は、自らの行動やその影響を否定します。
例えば、「そんなことはしていない」といった理屈で、
被害者の証言を完全に否定することが多いです。
あるいは被害者の受け取り方がおかしいと相手が悪いように言います。

2. 攻撃(Attack):
次に、加害者は被害者の信頼性や人格を攻撃します。
これには、被害者の過去の行動を持ち出して非難したり、
精神的な健康状態を疑問視することが含まれます。

3. 役割の逆転(Reverse Victim and Offender):
最後に、加害者は自らを被害者として位置づけ、
実際の被害者を加害者とする理屈を主張します。
これにより、周囲の人々からの同情を引き出し、自らの行動の責任を回避します。

DARVOの心理的背景:

加害者がDARVOを使用するのは、主に以下の3つの心理的要因に起因するそうです。

責任回避:
自分の行動に対する責任を回避し、非難を受けることから逃れようとします。
被害者を装うことで、周囲からの同情を得ることが可能になります。

自己防衛:
自らの行動が問題視された際に、
自己防衛の手段としてDARVOを用いることで、自分の立場を守ろうとします。
これにより、加害者は自分の行動を正当化し、
他者からの攻撃をかわすことができます。

社会的要因:
社会や文化が「被害者」(特に女性の被害者)を重視する傾向があるため、
加害者はこの立場を利用して利益を得ようとします。
特に、被害者としての立場を強調することで、
周囲からの支援や同情を得やすくなります。

DARVOが被害者に与える影響:

DARVOは、被害者に対して深刻な心理的影響を及ぼします。
被害者は、自分の経験や感情を疑うようになり、自己評価が低下することがあります。
また、加害者の行動によって、被害者は孤立感を感じたり、
さらなる精神的苦痛を受けるようになります。

DARVOへの対処法:

DARVOには以下の対処法が有効とのこと。

DARVOを知る:
DARVOの手法を理解し、どのように機能するかを学ぶことで、
加害者が人を操る心理戦術に抵抗できます。
自分がDARVOの直接のターゲットでなくても、
加害者のDARVOを見抜いて、知らずに共犯にならないよう注意できます。

サポートを求める:
信頼できる友人や専門家に相談し、支援を受けることが重要です。
これにより、被害者は自分の経験を確認し、感情的なサポートを得ることができます。
ただしDARVOを使う加害者は、このようなサポートが得られない弱い立場の人を狙う傾向が高いです。

記録を保持する:
加害者の行動や発言を記録することで、後に証拠として利用することができます。
これにより、加害者の行動を明確にし、自己防衛の材料とすることができます。
ただし記録用の機材は高い出費となります。

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