神経科学者が自分の脳を調べたらサイコパスだった

神経科学者のジェイムズ・ファロンは大学の研究の一環として、色々な人の脳波パターンを調べていたそうです。
そのうちのある脳スキャン画像を見た際に、サイコパスの構造的特徴を持つ画像を発見。
その画像の主を調べたところ、なんと自分の脳スキャン画像だったとのこと。
2013年の記事なのですが、割りと有名な話のようです。

The Neuroscientist Who Discovered He Was a Psychopath

神経科学者が自分の脳を調べたらサイコパスだったことが発覚

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サイコパスは共感性やモラル、自制などに関係している前頭葉や側頭葉の活動が低い傾向があるそうです。
ジェイムズ・ファロンは「前頭葉や側頭葉の精神病質が殺人行動に影響する」という仮説を疑い、自分の遺伝子を検査。
しかしその結果は、攻撃性や暴力性、低い共感性という結果となったそうです。

そこで自分の家族を調べたところ、過去に父親と継母殺害で捕まった人物が母方の家系にいたとのこと。
しかしジェイムズ・ファロン自身は犯罪とは縁がなく、普通に結婚して幸せな家庭を築いていることから、
サイコパスには遺伝要因の他に環境要因もあると主張しています。

ここでジェイムズ・ファロンが言うサイコパスとは、犯罪的サイコパスのことでしょう。
彼は非犯罪的サイコパスになる可能性もあったと思いますが、
育ちのおかげでその素質は芽生えずに済んだようです。

ジェイムズ・ファロンはその思索過程を本としてまとめ、出版しています。
邦訳もあります。

サイコパス・インサイド―ある神経科学者の脳の謎への旅

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