124歳まで生きたジャンヌ・カルマンは30歳で死んでいた説

ロシアの研究者が、124歳まで生きた最長寿としてギネスにも載っているジャンヌ・カルマンという女性は、実は30歳で死んでいたという説を主張しています。

その根拠は娘のイヴォンヌの不可解な死。

ジャンヌ・カルマンは1875年にフランス・アルル市で生まれ、1997年に老衰で死んでます。
娘のイヴォンヌは1898年に生まれ、1934年に死んでます。
ジャンヌはブルジョワの生まれで、その出生証明書は確かな物。
ところが、娘のイヴォンヌの死亡診断書は71歳の医者でも看護婦でもない失業中の女性の証言のみで作成されているとのこと。

またイヴォンヌの若い頃の写真をアルル市が保存するよう求めたところ、なぜか全て焼却してしまったそうです。

1926年~1930年にアルル市の民族衣装祭にジャンヌが参加している写真が残っています。
その写真に写っているジャンヌは10代の女の子が着るようなドレスとヘアリボンを着けているそうです。
また髪型は1920年代に流行した髪型に似てるそうです。
これがジャンヌ本人なら、45歳以上なのに当時の若い女性がしてた髪型に変えてたことになります。
もちろん、そういう変わり者だった可能性も残りますが、娘のイヴォンヌの写真と考えられます。
それでも28歳の時の写真なので、10代の恰好をするのはおかしいんですが。

またジャンヌはインタビューの際に夫と父親を混同しているような発言をしていたとのこと。
イヴォンヌの夫は再婚もせず、ジャンヌと暮し続けてます。
妻の死後にも義母とずっと生活し続けるのは不可解ですね。

リンク先にはジャンヌとイヴォンヌの比較画像もありますが、私には指摘されている点が正しいかはよくわかりません。

イヴォンヌが1931年の国勢調査で不在だったのも疑わしいポイント。
つまりジャンヌは1931年に既に死んでいたのではと。
国勢調査の時にはイヴォンヌがジャンヌに成り済ました可能性があります。

ジャンヌの瞳の色は黒と記録されている一方、イヴォンヌはブラウン。
老境のジャンヌの顔写真の瞳の色は、どう見ても黒ではない。
124歳まで生きたジャンヌ・カルマンの瞳の色

118歳の時に受けた知能検査では80~90歳相当との結果だったそうです。

古いジャンヌの写真と老境のジャンヌの写真では、耳の形が明白に違うようです。
通常、同一人物なら歳を取っても耳の形は同じ。

ジャンヌが1988年に受けたインタビューでは、40歳の頃に飛行機に乗ったと証言。
しかしそれが真実なら40歳当時の1915年は第1次世界大戦の時代で、民間旅客機は存在しません。
イヴォンヌが40歳の頃、1938年なら民間旅客機が存在します。

研究者はイヴォンヌはジャンヌになりすまして、相続税を誤魔化そうとしたと推測しています。

ジャンヌの父は1931年に死亡し、母は1934年に死亡。
その際に2回とも相続税を払っています。
当時のフランスの税制では配偶者間相続でも課税されていたそうです(2007年に廃止)。
その上でジャンヌが死んだら、相続税の支払いで財産は深刻な物になっただろうと推測しています。

ジャンヌは自分の死後に不動産を譲る代わりに、死ぬまで家賃を払い続けるという契約をしてます。
ジャンヌが124歳まで生きたことで、取引相手は大きな負債を背負ったそうです。

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