カラヤンの第九の代表的録音をいくつか。
アンチカラヤンからは、「大衆的」と批判されています。
個人的には、カラヤンはシンフォニーをオペラっぽく指揮する人って感じです。
1962年にイエス・キリスト教会で録音した盤。
カラヤンの生涯で2度めの第九の録音らしいです。
ベルリン・フィルとは初共演。
金管楽器が華々しい感じです。
残響が豊か(2.4秒ほどらしいです)。
後述の録音と比べると若々しい印象を受けます。
こちらは1977年録音。ベルリンフィルを指揮した録音の中で最も評価が高いようです。
演奏者を増やした重厚な響きと、室内楽的な緻密な弦楽との融合を目指したとされるカラヤンの円熟期の盤。
カラヤン & ベルリン・フィル ライヴ・イン・東京1977 ベートーヴェン交響曲全集 V [ライヴ/ステレオ初出] [日本語解説付]
こちらは1979年東京普門館ライブの録音です。
カラヤン&ベルリンフィル円熟期の盤の1つ。
ただし、普門館そのものの音響が良くないです。
このせいか音が荒々しく聞こえます。
当時、NHK-FMで生放送され、NHKのデジタル録音第1弾でもあるそうです。

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