ショパンの死因は嚢胞性線維症か

 
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ショパンの心臓は嚢胞性線維症にかかって死んだ可能性があるらしいです。
2008年にポーランドの医療チームが、ショパンの心臓とされるコニャック漬けの心臓を調査したところ、
囊胞性線維症の徴候が見られたとのこと。

ショパンの死因ついに解明か コニャック漬けの心臓が語る真実とは

嚢胞性線維症とは、遺伝子の異常で体中の水分の粘性が高くなり、
肝機能障害による肝硬変や痰の粘性による気管支炎、胆汁の粘性による膵炎などを起こします。

ただ、直接的な死因はやはり結核の可能性が高いようです。

2014年に別の治療チームが「高解像度画像」を調べた所、結核の痕跡が見つかってます。
それは心膜がヒアリン化するという、結核の中では最も重い症状だったとのこと。

ヒアリン化とは硝子質変性と呼ばれる、タンパク質変性の一種。
心膜のヒアリン化で呼吸困難となり、心停止へと至ります。

もちろん、囊胞性線維症がヒアリン化の原因の可能性も否定はできないようです。

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