船橋市本町7の飲食店「将泰庵DINER」で「飲めるハンバーグ」を食べた客が、
HUS(溶血性尿毒症症候群)を発症したとのこと。
ただし患者は快方に向かっているとのこと。
「飲めるハンバーグ」食中毒 患者1人がHUSを発症、入院中 船橋
HUSは、腸管出血性大腸菌(O157)の感染で発症します。
以下のような特徴があります。
- 急性腎不全、溶血性貧血、血小板減少を主徴とする症候群
- 小児に多く発症し、重症化すると生命を脅かす可能性がある
- 長期的な腎機能障害などの後遺症を残すことがある
HUSの初期症状は主に以下のようなものです。
下痢: HUSの原因となる腸管出血性大腸菌(O157など)の感染に伴い、激しい下痢が見られます。
腹痛: 強い腹痛を伴うことが多いです。
血便: 重症例では血液がそのまま便として出るような血便が見られます。
発熱: 全身症状として発熱がよく見られます。
嘔吐: 消化器症状の一つとして嘔吐も初期症状に含まれます
O157に感染した人の1~15%がHUSを発症するとされています。
うち、死亡率は2~3%。
HUS感染者の20~60%は腎臓の透析療法が必要な後遺症を患います。
10~30%はけいれん、意識障害(呼びかけへの反応が悪いなど)、頭痛、出血性脳梗塞など中枢神経系の症状が起きます。
生肉など食べないのが無難なわけです。
まして「飲めるハンバーグ」など、愚行でしょ……。
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