健康的なタバコとして広まっている電子タバコですが、
実は肺癌リスクは普通のタバコと同じだったそうです。
E-cigarettes and vaping ‘may cause lung cancer like normal cigarettes’
電子タバコはニコチン溶液を加熱して、
その蒸気を吸い込みます。
ニコチン溶液には発癌性物質が含まれていないので、
普通のタバコに比べて肺癌リスクは最小限とされていました。
しかしアメリカ・ニューヨーク州バッファローの
ロズウェルパーク癌研究所の研究によると、
電子タバコの粒子は0.18~0.27ミクロンで、
普通のタバコの0.3~0.5ミクロンよりも小さい為、
肺のより奥深くまで粒子が届き、
肺がダメージを受けるそうです。
また電子タバコにもホルムアルデヒドという発癌性物質が含まれています。
以上から、電子タバコでも肺癌になるリスクは
従来思われていたよりも高いことがわかったそうです。
アメリカでは電子タバコが禁止になる
2014年から5年経って追記ですが、アメリカのトランプ政権が電子タバコを全面的に禁止にすると決定。
理由は若者に急速に普及し、電子タバコとの関連性が疑われる急死事件が相次いでいるからとのこと。
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