腸内細菌の殺菌でアルコール性肝炎を治療

キングス・カレッジ・ロンドンとカリフォルニア大学の共同研究で、
アルコール性肝炎の原因である腸内細菌を殺すウイルス治療(ファージ治療)に成功したそうです。
アルコール性肝炎の患者の腸内にはエンテロコッカス・ファエカリス(Enterococcus faecalis)という嫌気性の乳酸菌がたくさんいます。
エンテロコッカス・ファエカリスは動物の消化管に寄生しているありふれた細菌ですが、アルコール性肝炎の患者の場合は異常繁殖しているようです。
エンテロコッカス・ファエカリスはアルコールを栄養としてサイトリシンと呼ばれる毒素を出します。
サイトリシンが腸から吸収され、肝臓に運ばれて炎症を起こすわけです。

研究ではアルコール性肝炎を発症させたマウスに、エンテロコッカス・ファエカリスを殺すウイルスを投与。
ウイルスは標的細菌を殺し、アルコール性肝炎は完治したとのこと。

Phage therapy shows promise for treating Alcoholic Liver Disease

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