アイルランドのコーク大学の研究で、糞移植で脳機能が回復できると判明しました。
研究はマウスを使ったもので、
若いマウスの糞を老いたマウスの腸へ移植。
すると老いたマウスの認知機能が改善したとのこと。
つまり腸内細菌が脳に作用する物質を作っているわけです。
若いマウスの腸内ではエンテロコッカス属という細菌が多く存在します。
若いマウスの糞を老いたマウスに移植すると、
このエンテロコッカス属が増加していたとのこと。
エンテロコッカス・フェカリスは乳酸菌として有名です。
ヤクルトの解説サイトにも載っています。
エンテロコッカス フェカーリス
更には免疫機能も強化されていたとのこと。
免疫機能は脳の記憶を司る海馬にも影響があるとされています。
なので、記憶力が回復して認知機能も向上したと言えます。
Microbes Turn Back the Clock as Research Discovers Their Potential to Reverse Aging in the Brain