癌の匂いを好む寄生虫で癌を95%の確率で発見できる

九州大学の研究チームによると、アニサキスなどの「線虫」が癌の匂いを好むとわかりました。
これを癌検診に利用して、95%の確率で癌を発見できるとのこと。

実験は、線虫50~100匹を実験皿の中央に置き、
皿の隅に数滴の人の尿を垂らし、
線虫がどの尿に移動するかを観察。
242人分の尿で実験したそうです。

線虫は癌患者24人中23人の尿に反応し、
他の健康な人の尿からは遠ざかったとのこと。
この線虫の嗅覚を遺伝子操作で無くして同じ実験をすると、
癌患者の尿に反応しなくなりました。
ここから、線虫は癌の匂いを嗅ぎ分けているとわかったようです。

癌は様々な種類の癌だったとのこと。

この検診方法は、数百円のコストで済むそうです。

犬も癌の匂いがわかるらしいですね。
人間にはわからない、癌特有の匂いがあるんでしょうね。
この癌特有の匂い物質がわかれば、
匂い物質に反応する試薬でもっと簡単に癌を発見できるでしょう。

線虫が癌の匂いを好むのは、
抵抗力が弱くなっているからじゃないかと思います。
抵抗力が弱いと寄生しやすいはずです。

また癌になった生物は早期に死にます。
自然界では死骸を食べる生物もいます。
すると死骸を食べる生物にも寄生できますね。

こういう仕組みで、癌の匂いを好む線虫が生き残ったのでしょう。

寄生虫でがん診断? 患者の尿のにおい好み、精度95%

2020年1月に実用化

九大のベンチャーが線虫を利用した癌検診を始めるそうです。
ただし、その費用は9800円とのこと。
数百円のコストで済むんじゃなかったんですかね……。
的中率は85%とのことで、4年前の報道から10%下がってます。
それでも一般的な腫瘍マーカーよりは確率が高いそうです。
ただし、ステージ0~1の患者だと87%の的中率。

線虫でがん検査、2020年1月に実用化 約85%の確率で特定 九大発のベンチャー企業

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