湯シャンを10年続けた効果と感想

 
医学健康
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私は10年くらい前に湯シャンに変えて、
今では髪のべたつきとか頭皮の痒みとか、ほぼなくなってます。
湯シャンで髪がべたつく原因は頭皮の毛穴の脂の過剰分泌です。
痒みの原因は洗い漏れです。

髪のべたつきとか頭皮の痒みなどは湯シャンの初期症状と言えます。
正確には、湯シャン初期は頭皮を指で擦るいい具合の力加減がわからないし、
頭皮を全面的に漏らすことなくこすらないといけないのに、漏れができるからです。
それがべたつきや痒みの原因です。
毛穴の汚れをキチンと落とさないと、毛穴に炎症が起きて痒くなります。

湯シャンを始めたばかりは、うまいこと汚れを落とせず、痒みや臭いがあるので、
コツがわかるまでは、翌日すぐにシャンプーするのもしかたないと思います。

湯シャンの際はブラシやクシなどで髪をほぐす必要があります。
髪が汚れると束になります。
そのまま湯シャンしても、束の内側にはお湯が届きません。
束の内側は汚れたまま残ります。
これも湯シャンがべとつくとか、臭いとか言われる原因です。

湯シャンはシャワーを頭に当てながら行います。
湯シャンをするには、シャワーヘッドに水道水のカルキや塩素を除くフィルターをつけるのを推奨します。
髪が傷む原因になるから、普通にシャンプーする場合でもフィルターはあった方がいいわけです。

シャワーが直接的に地肌に当たるよう、片手で髪の毛を持って、もう片方で地肌をこすります。
数分~10分くらいこすります。
こするのが強いと髪を傷めます。
弱いと汚れが落とせません。

髪自体もすすいだ方が効果的です。
片手でお湯を溜めて、もう片方の手で髪をゆすいでいます。

髪にうっすら脂が残るのは正常です。
べたつくレベルだと汚れが落ちてません。
脂を取りすぎても過剰分泌が収まりません。

いまではサラサラとは言えませんが、べたつくのは洗い漏れがあったときくらい。
ただし脂の過剰分泌が収まった実感が出たのは、湯シャンを初めて数年後です。
2~3日程度で湯シャンの効果が出るはずもないです。

いまも1~2週間に1回くらいはシャンプーしているので、
完全に湯シャンというわけでもありません。
シャンプーする頻度は頭皮や髪を触って状態を確かめて判断しています。

夏の時期は髪に汗が付着します。
その汗を落とすには1回の湯シャンでは足りません。
風呂上がりに髪の臭いを確かめて、
髪が汗臭くならないように、定期的にシャンプーする必要はあります。
だからと言って毎日シャンプーすると脂の過剰分泌に逆戻りです。
その辺の見極めは難しいです。

私は男で比較的短髪だから湯シャンでもOKですが、
女か長髪の男だと湯シャンだと厳しいはずです。
髪に付着した汗を落とそうとしても、
長髪だと漏れがあちこちにできるはずです。
なので湯シャンは短髪向けの洗髪方法だと思います。

洗い終えたらドライヤーで乾かします。
湯シャンだと頭皮の雑菌が繁殖しやすいので、温風は非推奨です。
温風だと頭皮が雑菌の繁殖に適した温度になるからです。
冷風で乾かすべきです。

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