栄養ドリンクが疲労回復に効かない理由

 
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医学健康

栄養ドリンクを飲んでも疲労回復しません。
それは疲労回復する成分の問題ではありません。
人体の仕組み自体が問題となっています。

栄養ドリンクを飲むと疲労回復に有効な成分がまず肝臓に届きます。
そして肝臓が疲労回復します。
ですが、他の組織に疲労回復成分が届きません。
肝臓のみが疲労回復するだけで終わります。
だから体全体の疲労回復には大して効かないわけです。

疲労物質はリン酸化elF2αと呼ばれるタンパク質合成に関わる物質です。
elF2αがリン酸化することで、タンパク質合成が止まります。
elF2αがリン酸化は乳酸がもたらします。
乳酸は細胞が活動すると分泌されます。
乳酸のせいでリン酸化elF2αが生まれ、
タンパク質合成が止まり、細胞の活動が停止します。

リン酸化elF2αは炎症性サイトカインを生みます。
炎症性サイトカインは脳内で疲労感を生じさせます。
栄養ドリンクを飲んでも肝臓の炎症性サイトカインだけが減って、他はそのままなわけです。

栄養ドリンクのCMから「疲労回復」の言葉が消えた深いワケ

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