アメリカのアスリートは、新型コロナウイルスに感染後に心筋炎が起きているケースが多数報告されています。
パワーファイブカンファレンスという大学のスポーツリーグでは、
12人の選手に心筋炎が起きていることが確認済みです。
ボストンレッドソックスのエースピッチャー、エドゥアルドロドリゲスは新型コロナウイルス感染で心筋炎に罹った事を公表しました。
バスケットボール選手、マイケルオジョーは、新型コロナウイルスに感染後に回復したのに、心筋炎で亡くなっています。
多系統炎症性症候群(MIS-C)の11歳の子供が心筋炎と心不全で死亡したケースでは、
心臓を解剖して新型コロナウイルスが心筋炎を引き起こした事を突き止めています。
ニューヨークのマウント・サイナイ・ベス・イスラエルでは、
若い患者の中に新型コロナウイルス感染から回復して4週間も経ってから心筋炎を発症した人がいるそうです。
この患者は心臓に何の持病もなかったとのこと。
新型コロナウイルス感染者は、感染から27ヶ月後に30%の割合で不整脈が発生しているそうです。
これらの心筋炎は免疫の過剰反応で起きると考えられています。
血管内皮に潜伏するので、鼻粘膜から検体を採取するPCR検査では、血管内皮のウイルスまではわかりません。
なので、呼吸器の症状が無くなる≠回復と考えるべきでしょう。
COVID-19 Can Wreck Your Heart, Even if You Haven’t Had Any Symptoms