新型コロナは軽症で治っても後遺症が残る

オーストリアのインスブルック大学クリニックの治癒患者の中から、
新型コロナが軽症で治ったのに後遺症が残ったケースが見つかったそうです。
患者は6人のダイバーで、
病院での治療を必要としない軽症で、
自宅待機中の5~6週間に症状が見られなくなり、
自然治癒したとみなされています。

その後、咳やダイビングのパフォーマンス低下が起きたそうです。
そこでダイバーの肺のCT画像を撮ると、肺に損傷が見つかったとのこと。
初めにCT画像を見た医師は、ダイバーは見た目には健康に見えたそうで、
間違った画像だと思ってレントゲン技師に確認したほどです。

気管支は喘息患者のようにストレス下で過敏に反応して炎症が起きるようになり、
肺シャント割合は酸素欠乏状態が続いていました。
肺シャントとは、肺の中で酸素を吸収できずに通過してしまう血液のこと。

肺の損傷が治るかは不明ですが、CT画像を見た医師の見解では完全には治癒しないだろうとのこと。
新型コロナ患者は治癒しても運動してはいけないと警告しています。
治癒後に損傷が起きた可能性があるからです。
COVID19ウイルスは血管内皮に潜伏できるので、
呼吸器の症状が無くなっても警戒した方がいいでしょうね。
新型コロナは血管内皮にも感染する

いま新型コロナ患者の治療に当たっている医師は、
人工呼吸器の使用に慎重になっているそうです。
その理由は、患者に人工呼吸器を使うと症状が急激に悪化するケースが多発しているから。
2時間前には普通に会話できていた患者が、
人工呼吸器をつけて死んでしまったというケースもあるようです。
恐らく、酸素を供給する事で肺の血管に潜むウイルスを活性化させているんじゃないでしょうか。
でも、肺炎を起こしているなら人工呼吸器は必要なので、ジレンマですね……。

Uni-Klinik Innsbruck: irreversible lung damage in corona patients

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