新型コロナは精子が減少する後遺症がある

短縮URL(ショートリンク)
健康新型コロナウイルス

ドイツのユストゥス・リービッヒ大学とイランのオルーミーイェ大学とのコホート研究で、
新型コロナの後遺症として精子の生産数が減少する事が判明。
この後遺症は半年経っても治っていないそうです。
ただし緩やかに回復しているようには見えるので、一生物ではないはずです。

研究は2020年3月20日から2020年4月20日までに
イランのテヘラン州テヘランのマシデーンズバリ病院に入院した患者84人と被感染者105人の精液バイオマーカーを比較。
60日間10日毎に精液を採取して非感染者の精液と比較しています。
精液バイオマーカーとは、精液ACE2酵素活性、炎症誘発性および抗炎症性サイトカイン、酸化および抗酸化マーカー、精子アポトーシス変数、精液品質パラメーターのこと。

精液ACE2酵素活性は、感染者の方が被感染者よりも2~3倍増加。
精液中のACE2酵素活性は精子の切断を促進します。

炎症性および抗炎症性サイトカインも感染者は2~3倍増加。
炎症性サイトカインは炎症を起こすタンパク質で、
抗炎症性サイトカインは炎症を抑えるタンパク質。
つまり精巣内に炎症が起きているわけです。

精子アポトーシスも感染者は2~3倍に増加。
精子アポトーシスとは、精子形成過程で死んだ精子のこと。

酸化マーカーは感染者が2~3倍増加。
抗酸化マーカーは被感染者の方が2~3倍多かったそうです。
酸化マーカーとは細胞の老化を促進する物質の総称。
抗酸化マーカーとは逆に、老化に抵抗する物質の総称。

精液品質パラメーターとは、精液量、精子数、精子の動き、精子の形、精子濃度を分析した数値。
感染者は精液量と精子数が減り、精液濃度も薄くなり、歪な精子数が増え、動きが不活発な精子が増加しています。

新型コロナは精子が減少する後遺症がある

COVID-19 and male reproductive function: a prospective, longitudinal cohort study

タイトルとURLをコピーしました