寝る前にスマホを見ると脳機能が低下する

イタリアのジェノア大学の研究で、寝る前30分の間にスマホを見ると睡眠の質が下がると判明。
経験則としては知られていたのをキチンと実験したという主旨ですね。

研究は38人の参加者を2グループに分けて、
片方は就寝前30分はスマホを見ないで寝るよう指示。
もう片方は寝るまでに自由にスマホを見るよう指示。
もちろん、元から睡眠障害がある人は除外しています。

更にスマホを見ないグループに、実験10分前に電源を切るメッセージを送信し、
就寝前30分間に参加者に電話をかけて電源を切っている事を確認しています。

就寝前に覚醒度合いを尋ねる16項目のアンケートを書いて貰い、
起床後に、睡眠の質を尋ねる19項目のアンケートを書いて貰っています。
更に就寝時間、起床時間、睡眠時間、スマホ使用時間などをオンラインで報告。
自己評価で気分尺度も10項目のアンケートで答えています。

そして、一連の数字が表示される認知テストを実施。
これは「5」が表示されたらマウスの右クリックをして、他は左クリックをするというもの。
表示時間は1000ミリ秒で、回答時間は700ミリ秒という短い時間なので、瞬間的に判断する必要があります。

実験結果としては、スマホを見ないグループは睡眠の質が上がり、起床後の気分も良く、認知テストも成績が良かったとの事。
当たり前ですが、スマホを見ないグループは就寝前から覚醒度が低下し、眠りにつきやすい状態になっていたそうです。

Effect of restricting bedtime mobile phone use on sleep, arousal, mood, and working memory: A randomized pilot trial

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