千葉市イリジウム放射線被爆事故

素人が勝手に放射線源を持ち出して被爆したゴイアニア被曝事故と似たような事故が日本でも起きてます。
それが千葉市イリジウム被曝事故。

千葉市におけるイリジウムによる放射線被ばく事故 (09-03-02-11)
千葉市の被曝事故は1971年9月に発生。
三井造船所で作業員がイリジウムの線源である棒のような物を拾ったそうです。
この線源は船の非破壊検査用の線源でした。
作業員は棒の正体がわからないままベルトに差して下宿へ持ち帰ってます。
下宿には他5人の同僚がいました。
同僚達は次々に棒を触って被爆。

持ち帰った当人は線源に直接触れた部分に26~91グレイの放射線に被曝したと推定されています。
ちなみに、致死量は10グレイ以上とされていますが、これは全身に浴びた場合の数値。
部分的な被爆でも、線源を拾った当人は尻に糜爛ができて壊死したそうです。
また腰に棒をぶら下げていた為、一時は無精子症になってます。
睾丸への被曝量は1.75グレイと推定されています。

全員急性放射線障害に罹ってますが、1972年3月には全員が回復して退院。
ただし、持ち帰った当人は右手の糜爛に長年悩まされ、1993年には指を切除したそうです。

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