IQVIA Medical Research Data UKによるコホート研究で
バイアグラがアルツハイマーリスクを下げると判明。
IQVIA Medical Research Data UKとは、
IQVIA社が提供する、イギリスの一般医療臨床システムの健康記録データです。
40歳以上の男性269725人のうち、
2000年から2017年の間にアルツハイマーと診断された1119人を比較。
ホスホジエステラーゼ5型阻害剤 (PDE5I) の処方を受けた人は、
受けてない人よりもアルツハイマー発症リスクが低下していたとのこと。
PDE5Iとはバイアグラの成分です。
PDE5Iの処方が20回以内だとアルツハイマー発症リスクが12%低下。
21~50回だと44%低下。
50回以上だと35%低下しています。
PDE5Iは血流を改善するので、脳への血流も改善するはずです。
その結果として脳機能も改善されるのかも。
またPDE5Iは神経を保護する作用もあります。
神経の死滅を防ぐことでアルツハイマー発症が抑えられる可能性があります。
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