カルロス・ゴーンは日産にどんな背任をしてたのか

日産CEOのカルロス・ゴーンは役員報酬の虚偽記載で逮捕されました。
それは有価証券報告書に載せた役員報酬を実際よりも過大に見せていたのが理由。
役員が実際に貰ったのは有報に載ってた金額よりも少なかったようです。
じゃあ、その差額はどうしたかというとゴーンが懐に入れていた訳です。
実質的には横領罪じゃないんですかね……。
7年間で計50億だそうです。
逮捕容疑となった50億円以外にも、直近3年で30億円の過少記載もあるそうです。
あと、会社の金で別荘を購入して有報に載せなかったのも虚偽記載に当たると。
また株価連動型報酬も40億円貰っておいて、有報には0円と。
更にはゴーンの実姉と実態のない業務契約を結び、年間10万ドルを支払っていたようです。

役員報酬虚偽で立件は異例 ゴーン容疑者、高額で悪質
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日産、ゴーン容疑者姉へ資金…実態ない業務契約

不正記載報酬は何と120億円と判明。
オランダの子会社から億円単位の報酬を貰っていたのも、どうやら隠していたようです。
この子会社が購入した別荘を無償私用。
家族旅行代金や飲食代も会社持ちだったようで、これも隠してたと。
恐らく超富裕層向けの宿泊施設や超高級レストランの類でしょうね。

ルノー本社は当初は取締役会でのゴーン会長の解任決議を見送る方針だったんだとか。
しかし4時間の緊急取締役会で日産から受け取った具体的な資料を見るや、解任を決定したそうです。
ただし執行役員としては残留とのこと。

ゴーン容疑者、不記載報酬120億円…私的流用判明

ゴーンは私的な投資の損失回避を日産の金で行った

ゴーンの指示で役員報酬を円建てからドル建てに変えさせる為にスワップ取引をしていたところ、
リーマンショックによる円高で18億円5000万円の評価損が発生。
この為、新生銀行から追加担保を求められたものの、
全ての権利を自分の管理会社から日産につけかえ追加担保を回避したとのこと。

更に「機密費」を創設し、スワップの権利を再び自分の管理会社に戻し、
日産の機密費16億円をサウジアラビアの知人の会社に送金。中東各国に送金していたそうです。

機密費創設はゴーン被告指示、中東各国に流れる

ゴーンの私的損失の回避にはスタンドバイ信用状(SBLC)が使われた

ゴーンがスワップ取引で損失が出て追い証を求められた際には、スタンドバイ信用状が使われたそうです。

ゴーン事件のポイント「スタンドバイ信用状」 損失なら全額弁済リスク

これは例えば、日本企業の海外の子会社が現地の銀行から融資して貰う際に、
親会社が本国の銀行に信用状を発行して貰い、現地の現行に担保として送る証券の事。

ゴーンはサウジアラビアのジュファリという資産家の知人の会社に依頼し、
その取引銀行がスタンドバイ信用状を発行し、新生銀行に送付。
これで追い証を回避できたそうです。

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