本多静六 私の財産告白

本多静六という明治の大学教授が書いた蓄財ノウハウというか、心構えを説いた本。
Kindleで安かったので買った。

私の財産告白
要は「バビロンの大富豪」と同じだけど、収入の1/4を貯蓄せよと言ってる。
バビロンは1/10を貯蓄せよと言っていたけど、本多静六はより厳しい。
そして貯蓄した分を株や山林に投資して蓄財したらしい。
株は現代にも通じるけど、山林はさすがにどうかな。
明治時代は幹線道路が発達途上で、直に道路沿いの山林に価値が付くと未来予測して、それが当たったらしい。
株の方は「2割益利食い10割益半分手放し」という手法を薦めている。
基本的には損切りしなかったらしい。
これは明治時代の国家が全体的に繁栄しつつある時代だったから、うまくいったんじゃないかなあ……。
蓄財の話は前半で終わり、後半は人の上に立つ者の処世術に終始してる。
小言をいいたくなるのを我慢せよとか、部下の意見を聞いてから自分の意見と同じだったとしてもその意見を採用した体で仕事を進めよ、とか言ってる。

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