ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

ちまたの自己啓発書籍やライフハック系書籍が、自己啓発の「始祖」の焼き増しに過ぎないと説明してる。

それら「原典」はアメリカの「ニューソート」という思想に基づいた本で、
ナポレオン・ヒル
カーネギー
ジョセフ・マーフィー
などが該当する。
ライフハック(コンピュータギークの仕事術)も、背景の思想はヒッピーブームに由来し、それは「既存の価値観の否定」にあり、その意味ではニューソートと同じと言っていい。
自己啓発もライフハックも、かつて揶揄されていた「マニュアル本」と本質は同じ。
ここまでが前半。
後半はビジネス本を出したがる出版側の話。
・ビジネス書作家は売ることにも熱心で、名刺がわりに自著を配るため、ある程度は著者が買い取ってくれるので、出版側にも都合が良い。
・横の繋がりが強く、お互いに絶賛しあっている。
・「アマゾンキャンペーン」で売上の既成事実を作り、宣伝に利用する。
横のつながりで絶賛しあうって、まるで情報商材みたい‥。
一方の読者は、
・ビジネス書はさほど読まれておらず、ビジネス書中毒者が何冊も買っているだけ。
・本来のターゲットである賢明なビジネスパーソンからは「煽り」や仕掛けの脆弱さから距離を置かれている。
ビジネスパーソンで1冊でもビジネス書を読んだことがあるのは、48%しかいないんだそうで。
自分も一時期は類書を買いまくっていたな‥。
本で挙げている「7つの習慣」は持ってる。
分厚い本で内容を覚えるのが大変。
結局、ろくに実践していない。
そこで「原典」ベースで、実践しやすいように平易に落とし込んだものを無意識的に求めていたような気がする。
まあ、ビジネス書にハマってる人向けの解毒剤的な本かと。
最初っから冷ややかに見ていた人は、「当たり前」という話なんだろうね。
ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)

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