残念な人の仕事の中身

原題は「What’s stopping Me from getting ahead?」で、「何が自分の昇進を妨げているのか?」という意味。
邦題とはニュアンスが全然違う。
特に「残念な人」ってのは「無能」「低能」の意味が強いかと‥。

この本は「能力があるのに周囲から(特に上司から)信用されない人」の特徴を12個列挙している。
なので「残念な人」というイメージとは遠い。
効率的に仕事ができない人向けの「仕事の効率化」みたいな話かと思ったら、全然違った。
23のケースについて、その対策をかいつまんで説明してあるけど、
要は、能力的な問題で昇進を逃すのではなく、周囲から信用されない言動や振る舞いをとっているから昇進できないってこと。
(一部は「女性への偏見」で昇進できないという本人のせいじゃないケースもあるけど、これは女性への偏見から身を守る為に支持者を作ったりしろとアドバイスしてる)
なので「仕事の中身」は関係ない。
仕事の「外側」の、日常的な振る舞いの方に問題があると主張してる。
つまりは、周囲から(特に上司から)信頼されないと出世できないという、当たり前の話。
取り上げられているのは、そういう客観的な自己認識が欠けている人。
そういう人がこの本で上辺を取り繕っても、すぐに行き詰まりそうな気がする。
応用が効かないはずだから。

コメントは受け付けていません。