中国杭州の浙江大学の研究で、北極熊の毛の構造を模倣した断熱繊維を開発。
A thermal-invisibility cloak spun from silk and ice
画像左が北極熊の毛の断面。
右が断熱繊維の断面。
北極熊の毛は中空構造になっていて、
多重の空気の層で熱を体に伝えにくく、
体温が外気に漏れにくいそうです。
要するに二重窓と同じ断熱原理。
空気は熱伝導率が低く、また小さな気泡に区切られることで、熱対流も起きません。
絹と氷を混ぜたものを押し出して繊維状にすることで、
氷が溶けがあとに内部に空洞ができ、断熱繊維となります。
この断熱繊維で布を作って兎に被せると、
赤外線センサーには映らなくなったとのこと。
今後は軍事応用も考えられているようです。
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