オレンジの皮を大量廃棄すると荒野が肥沃な土地に変わる

 
科学

オレンジの皮を20年ほど前に大量廃棄した荒野が、
今では肥沃な土地に生まれ変わり、
動植物が繁殖していたそうです。

How Orange Peels Revived A Costa Rican Forest

オレンジの皮パワーってすごかった。12,000トンのオレンジの皮が自然に青々とした緑をもたらすまで(アメリカ)

場所は中米のコスタリカの国立公園に隣接する土地。

とあるジュース企業がオレンジの皮を棄てる権利を政府と交渉したようで、
国立公園に隣接する土地を政府に寄付するのと引き替えに、
その土地にオレンジの皮を無料で投棄できる権利を得ました。
そして、その土地にトラック1000台分の皮を投棄。

これはブリンストン大学の研究の一環で、
土地を肥沃な土壌へと変える実験だったようです。

しかし競合企業が国立公園を汚染していると提訴。
訴えは認められてこの実験は中止となりました。

確かに一時的には大量のウジ虫が湧き、黒いヘドロのようになってたようで……。

20年経って同じ場所を調査したところ、
オレンジの皮を投棄した場所は、周囲よりも明らかに動植物が繁殖していたとのこと。
オレンジの皮が荒野を肥沃な土地に変えた
写真の点線左側がオレンジの皮を投棄した場所とのこと。

オレンジの皮がなぜ土地を肥沃にするのかは、わかってないそうです。

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