神奈川県立横須賀高校の高校生2人が、無線通信の新技術「MARIA」を発明。
由来は女の子の実名w
詳細不明ですが、既存のMIMO(multiple-input and multiple-output)の改良っぽい。
MIMOは複数のアンテナから搬送波を発射し、
受信側も複数のアンテナで電波を受信し、
それらを合成して通信速度を上げたり、送受信を安定させる方法。
要は無線のパラレル通信ですね。
MIMOはWiFi、4G通信、LTE、WiMAXなどに利用されています。
速度上昇は異なるアンテナそれぞれから異なる搬送波を発射。
通信の安定は異なるアンテナそれぞれから同じ搬送波を発射し、
どれか1つが正常に受信できれば通信回線を維持できるという手法。
他にも
SISO(送信も受信も単一のアンテナを使用)
SIMO(送信は単一で受信が複数のアンテナを使用)
MISO(送信が複数のアンテナで受信は単一)
という技術があります。
これらの通信技術は搬送波が障害物に当たる事で乱反射し、波形が歪むようです。
高校生が開発した新技術は初めから波形を歪める方式。
この方式で既存のMIMOの10倍の高速化が見込めるそうです。
にほんブログ村
Tweet
この記事のショートリンク
コメント