耳に水が入って鼓膜付近に水が溜まったら、以下の方法で簡単に水抜きできます。
- まず、頭を傾けて水が溜まっている耳を下にします。
- その耳の「耳珠」と呼ばれる耳穴近くの出っ張った部分を押して、耳穴を塞ぎます。
- 次に耳珠を押してた力を抜いて、耳穴を開放します。
耳に水が溜まるのは、鼓膜付近。
鼓膜付近は外耳道に傾斜がついていて、鼓膜付近に窪みがあります。
その窪みに水が入り、かつ水の表面張力で鼓膜にひっつくので、
頭を傾ける程度では水が出てこなくなります。
耳珠で耳穴を塞ぐ際に内部の空気がわずかに圧縮され気圧が上がります。
そして耳穴を開放すると、耳穴内外の気圧差で耳の中から外に向かう気流が発生します。
いわばスポイトとかトイレのラバーカップのような効果で、奥に溜まった水が気流に引っ張られて出てきます。
一度で出ることは稀なので、同じ動作を何度か繰り返します。
にほんブログ村
Tweet
この記事のショートリンク
コメント