クレオパトラは白人ではない

某所でクレオパトラは白人という話題を見かけたのですが、違うはずです。
その根拠はクレオパトラがギリシア人だった、というもの。

クレオパトラがギリシア人というのは正しいです。
エジプトがギリシアの植民地となり、
統治者としてギリシア人が彼の地へ渡り、
その子孫がクレオパトラなので。

まず現代のギリシア人は白人ですが、
古代のギリシア人とは別の民族です。

古代ギリシア人の先祖はフェニキア人との混血です。
フェニキア人はアフリカ大陸北岸にいた民族です。
フェニキア人は浅褐色の肌の民族でした。

クレオパトラも古代のギリシア人なので、浅褐色の肌のはずです。

他にも古代のギリシア人の肌の色は浅褐色だった傍証はあります。

古代ギリシアのパルテノン神殿のレリーフにわずかに残っていた塗料から、
本来は彩色されていたとわかっています。
塗料の成分から復元した色はどれも褐色に近い色です。

BBCが同時代の古代イスラエル人の骨から復元したイエスキリスト像でも、肌が浅褐色になってます。
古代のイスラエル人はセム族の一部です。
セム族とはノアの子セムの末裔とされる民族の総称。
フェニキア人もセム族です。
セム族は現代のアラブ人のように浅褐色の肌の民族が主。
よって、フェニキア人との混血である古代ギリシア人も浅褐色の肌だったはずです。

そもそも「フェニキア」とは古代ギリシャ語で赤紫色(浅褐色)を意味する「phoenix」に由来しています。
フェニキア人の特産物の織物の色という説もありますが、
特産物の特徴を民族の名前として名付けるとは考えにくいです。
やはりフェニキアとは、その民族の肌の色を表わしていると考える方が蓋然的です。

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