偏頭痛で悩んでいる人は男性が25%で女性が75%と、女性は男性の3倍。
アメリカのアリゾナ大学の研究で、偏頭痛がエストロゲンの作用で発生している判明。
Researchers discover potential source of gender differences in migraines
正確にはNHE1タンパク質が減少する事で偏頭痛が起きるそうです。
エストロゲンが増えるとNHE1が減ります。
NHE1は細胞膜のナトリウムイオンの透過の際に必要となるタンパク質。
血中のNHE1が減る事で、脳関門をナトリウムイオンが超えられなくなるようです。
脳内のナトリウムイオンが乏しいと頭痛が起きると。
また鎮痛剤が偏頭痛に効きにくいのも、脳関門を成分が超えられないからとのこと。
ちなみに脳関門とは脳へ流れる血管にある膜のような組織。
脳関門がある事で病原菌やウイルスが脳に入らないよう守っています。
今までは雄のマウスを使って実験していたそうですが、
これからは雌を使って実験しないといけないでしょうね。
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