クラッシュ症候群の腎不全を起こすプロセスが解明されました。
腐敗した組織から出る毒が原因ってのが素人向けの説明でしたが、
正確にはその原因は血小板でした。
慶応大の研究チームが、
地震などで家屋に挟まれて筋肉が壊死し、
腎不全となる「クラッシュ症候群」の具体的な仕組みを解明したとのこと。
壊死した細胞が出す物質で血小板が活性化し
腎臓内で白血球(マクロファージ)を殺してしまうようです。
この時、クロマチンと呼ばれる物質が放出され、
クロマチンが尿細管を破壊して腎障害を起こすとのこと。
クロマチンは真核細胞内に存在する物質で、
マクロファージ固有の物質ではないです。
クロマチン
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