探偵ナイトスクープ レイテ島からの手紙 身「重」か「実」か

Amazonプライムで探偵ナイトスクープの過去回が配信されてます。
その中で「レイテ島からの手紙」が面白いとバズってたので見たんですが
Twitterとか昔の2chとかで謎が解き明かされるような面白さがあった。

「レイテ島からの手紙」の本放送は2011年1月7日。
探偵!ナイトスクープ
相談内容は「亡くなった母が大事にしてたハガキの文章を読み取りたい」というもの。

相談者の母は父が戦争に行く前に相談者を妊娠。
父は戦地で亡くなったそうですが、
戦地に行く前にハガキが届いていたようです。
それが遺品整理で見つかったと。
探偵ナイトスクープ レイテ島からの手紙 身「重」か「実」か
そのハガキは鉛筆で書かれていたことで、
今ではかすれて読めなくなってました。

そこで読めるようにならないか、との相談。
特に「父が自分の妊娠を知ってたのか」が気がかりと。

その手がかりが「身重」と読める部分。
しかし筆跡から言って「身重」ではなく「身実」(真実?)とも読める。
身重なら妊娠を知ってたと言えます。

調査は初め、コンピュータ解析を依頼。
ハガキをスキャンして陰影を強調する画像補正を行ったものの、
ハガキの皺の部分も強調されてしまい、
身重と思わしき部分にも皺があったので、読めませんでした。

次になんと古文書の解析をしている「奈良文化財研究所」に依頼。

そこではハガキのスキャン画像の色調を反転させた「ネガ」を作り、
元の画像とネガを重ねることで、文字の形状を立体的に浮かび上がらせるという手法を使ってました。

それでも文字の判読には時間がかかると、結果報告は後日となったようです。

解析の結果としては「身重」で間違いないと。
その根拠は、ほとんどかすれて読めなくなってた最後の4行にあったそうで、
その4行とは「和歌」でした。

和歌の内容は「頼むぞと 親兄姉に求めしが 心引かるゝ 妊娠の妻」でした。

つまり妊娠を知ってた訳です。
それなら、身重と書くのは当然。

身重という文字を直接判別したのではなく、
読めないと思われていた「最後の4行」が決定的な証拠となった意外性に、カタルシスを感じました。

このハガキは実はレイテ島から送ったのではなく、
その前に立ち寄った台湾から送られていたとも判明。
それは軍の検閲を回避する為だろうと。
つまり、ハガキがきちんと届くように現地の人に頼んだんでしょうね。
文字が判別しづらかったのは、文字が早書きしたように乱れていたせいもあるはず。
早書きしたのは恐らく、僅かな隙を突いて現地でハガキを購入し、
短い時間で文章を書く必要があったからじゃないかと思います。

相談者の母は、そんなハガキを文字がかすれ、
皺が寄るほどに大事にしてたわけですね……。
恐らく、肌身離さずってくらいに。
いくら何十年前のハガキでも、
外気に触れないよう箱なり袋なりに保管していたら
皺が寄ったりはしないはずなので。

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